当クリニックの呼吸器内科では、
リウマチの患者様に多い間質性肺炎にも対応しております。
リウマチの患者様の3割くらいは肺に疾患を抱えていて、その多くが間質性肺炎です。
間質性肺炎を発症しやすいこと自体を知らない人がまだ多く、
検査して初めてわかったという患者さんも少なくありません。
リウマチの合併症を抱えている方の生活の質を落とさないように、しっかりと治療・管理しています。
リウマチと合併症の関係をわかりやすく説明し、リウマチ科、循環器内科と協力しながら症状をうまくコントロールするようにしています。
また呼吸器疾患は問診と聴診が基本ですが、そのうち特に大切なのが問診です。
エックス線写真やCTなどの検査も大事ですが、診断をつける際に要となるのは問診の内容です。
咳の他に痰は出ているか、息切れがするのは安静にしている時か、動いている時か、いつ始まったのか、家族に同じ症状の人はいるか、アレルギーはあるか、生活する環境はどうか、など、患者さんから話を聞かせてもらって、それを一つひとつ時系列順に整理していって診断の手がかりとします。
最後に
咳など風邪かもしれないと思う程度の症状でも、アレルギーやがん、重い感染症、自己免疫疾患などが隠れている可能性があります。
2週間以上症状が治らない場合はぜひ一度ご相談ください。
もちろん、喘息、肺気腫など一般的な呼吸器疾患、禁煙治療や睡眠時無呼吸症候群にも広く対応できますから、お気軽にご相談いただければと思います。